マンション購入の諸費用について解説!いつ払う?中古マンション購入時の内訳を説明します!

マンション購入されるお客さんから、

お客様
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マンション購入するときに物件価格以外になにがかかるの?

と質問をされることがあるので、マンションを購入する際の物件費用とは別にかかる諸経費について説明していきたいと思います。

印紙代

売買契約に貼付する印紙の費用がかかります。

融資を使う場合、銀行との金銭消費貸借契約書にも印紙を貼付します。

また、リフォームをする場合は請負契約書にも印紙が必要になります。

ほとんどの場合は不動産売買契約書には10,000円、30,000円、金銭消費貸借契約書には20,000円、60,000円になるかと思います。

印紙代は下記表になります。

2021年(令和3年)6月現在

記載金額不動産売買契約書工事請負契約書金銭消費貸借契約書
10万円以下のもの200円200円200円
50万円以下のもの200円200円400円
100万円以下のもの500円200円1,000円
500万円以下のもの1,000円200~1,000円2,000円
1,000万円以下のもの5,000円5,000円10,000円
5,000万円以下のもの10,000円10,000円20,000円
1億円以下のもの30,000円30,000円60,000円
5億円以下のもの60,000円60,000円100,000円
※不動産売買契約書、工事請負契約書の印紙税の軽減は2022年(令和4年)3月31日までの適用です。

仲介手数料

不動産会社が仲介する場合、仲介手数料がかかります。
物件費用により変わりますが、ほとんどの場合は物件価格の3%+6万円(税別)になります。

銀行手数料

融資を利用する場合、銀行に手数料を払います。利用する金融機関や金利により変わりますが、数万円~数十万ほどかかります。

ローン保証料

銀行手数料と同様に銀行融資に保証会社を利用する場合、保証会社に保証料を払います。利用する金融機関や金利により変わりますが、数万円~数十万ほどかかります。

登記費用

物件を購入する際に司法書士に依頼をして名義を変更しなければなりません。

登記費用は物件の評価額、司法書士報酬により変わりますが、数十万円かかります。

評価額が分かっている場合は、下記表+司法書士の報酬で登記費用を計算することができます。

原則(売買)

土地固定資産税評価額の1.5%
建物固定資産税評価額の2%
(根)抵当権債権額(融資額)の0.4%

火災保険料

銀行との金銭消費貸借契約の際に必ず火災保険を契約しなければなりません。

保険額や特約の内容で費用は異なりますが、1年間で数万円ほどかかります。

管理費・修繕積立金(日割り)

マンションを購入したら毎月管理費・修繕積立金を支払わなければなりません。購入してすぐには管理会社で(購入した方の)新しい振込先の手続きが間に合いませんので、事前に売買の決済時に1ヶ月~2ヶ月分を売主さんに支払います。約2〜3ヶ月後からは購入した方が支払うようになります。
マンションによって異なりますが数万円ほどかかります。

固定資産税(日割り)

固定資産税は毎年その年の1月1日付けの所有者に請求がきます。建物の引き渡しを受けて所有者が変更してもその年の固定資産税は前の所有者に請求が来ますので、売買の決済時に予め決済時から日割り分を売主に支払ってその年分を払ってもらいます。
翌年からは購入した方に自動的に請求がくるようになります。
物件によって異なりますが数万円から数十万円かかります。

まとめ

マンション購入時の諸経費について説明しましたが、リフォームをする場合は別途リフォーム費用、また不動産取得税がかかる場合や住宅ローン減税を利用する場合は適合証明書の発行費用が別途かかる場合があります。
一般的にマンション購入時の諸経費としては物件価額の5%~8%ほど見て頂ければ良いかと思います。

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