よくお客さんから、知らない不動産屋から
- 「あなたの不動産を売ってほしい!」
- 「あなたの不動産を探している人がいます!」
こんな手紙がきたんだけどどうすればいい?!
と相談されることがよくあります。
これがどういう経緯で送られてきたのか、本当にあなたの物件を探している人がいるのか、送られてきたらどう対処すれば良いか説明していきます。
目次
結論(対処法)
どうもしないくていいです!!
というかむしろ無視しておいて下さい!
なんで送ってきたんですか?!
なんで住所わかったんですか?!
なんて電話しないようにして下さい!
誤って電話してしまった場合、あなたの連絡先がバレて不動産会社からことあるごとに電話がかかってきてしまうことがあります。
よくうちにも不動産会社から物件を売って欲しいという手紙が定期的にきます。
私の所有している物件は築32年のボロボロの物件ですが、ちゃんと物件を見て送ってきているのか!と疑問になります。
また、そういう手紙を私が見たら「不動産会社の人頑張っているなー」と思って捨てています!
なぜこんな手紙が来るのか
不動産会社は毎日物件を取得するために日々奔走してます。
物件を取得するための行動の中で、DMを送るという作業をしているのです。
本当にあなたの物件を探している人がいるのか
いません!!笑
十中八九いません!!
これは送られてきた人が、物件の売却を少しでも考えていたら連絡をさせるように仕向けているだけです!
本当に物件の売却を検討している人がいれば、いくらぐらいで買いたいのか聞きたくなるような内容で手紙を送ってきます。
また、本当に買う人がいるか確認して電話してみたらやっぱりその人は買わなくなった!または誰でも買うような価格を提示して売りに出す流れにもっていってきます。
私が業務の一環で手紙を送ることもありますが、もし本当に買う人がいて相談したいのなら、いくらで買うかどんな人がどういう経緯で買うか具体的に明示して手紙を送ります。
そういった具体性のない手紙は十中八九買いたい人なんていません!
どうやって住所、連絡先を知ってくるのか
一般的にDMを送る場合、法務局で地番を検索して数百円払って登記簿謄本を上げれば、所有者の名前をと住所を簡単に調べることができます。
またわざわざ法務局に行かなくても登録をすればネット上で謄本を上げることができます。
電話で連絡が来た場合は要注意です。
104(電話番号案内)で調べることともできますが、おそらくあなたの電話番号や住所等のリストがどこからか流れて電話をかけられている可能性が高いです。
電話で連絡がきた際は既に連絡先はバレてしまっているので、慌てずに出どころを確認して、今後連絡が不要な旨をはっきり伝えましょう。
中途半端に断った場合はまた電話がかかってきてしまうおそれがあります。
自分の不動産がいくらか気になる人は
前述したとおりあなたの不動産を買いたい人なんていないのですが、そんな手紙がきたら、
自分の不動産はいくらになるのだろう?・・・
と気になってしまう人もいるかもしれません。
そんな時のおすすめの方法としては、
- 知り合いに不動産屋がいればその人に聞いてみる
これが一番おすすめの方法になります。既に知り合いであれば余計な営業はかけられませんし信頼性があります。
しかし、知り合いの不動産屋がいない、または知り合いの不動産屋はいるが売買に詳しくなく査定額が適正かわからない!!
という人の場合は別のおすすめの方法があります。
一括の査定サイトに依頼してみる
知り合いがいなかったり、査定金額が本当に適正なのか心配な人は一括査定サイトで依頼してみることがおすすめの方法です。
一括査定サイトであれば複数の不動産業者が査定をするため知り合いがいなくても依頼可能ですし、複数の業者が査定するので適正価格が把握できます。
ただ、注意点としては、複数の不動産会社に査定依頼をすることになるので、その後営業をかけられることがあります。
しつこい営業を避けるためには、事前にすぐに売るつもりはなく、あくまで現在売却したらいくらになるのか知りたいだけだという意思ははっきり伝えることが重要です。
まとめ
不動産会社からの手紙は全く何も知らない人からすれば、本当に買いたい人がいるか気になったり、出どころが分からず怖いでしょうが先程記述したとおり法務局で至極真っ当な方法で住所を調べることができますので安心して下さい。
ただ、電話がかかってきり、手紙から電話を折り返してしまうと余計な手間をかけられることになるので注意が必要です。